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米国高配当ETFに興味がある方々にとって『VYM』という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか?
この記事では、VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)について、投資初心者に向けて分かりやすく解説していきます。
- VYMの基本情報について
- VYM投資の注意点について
- VYMに関するよくある質問と回答について
VYMとは?
Vanguard High Dividend Yield ETF (VYM)は、米国大手投資会社のVanguard(バンガード社)が提供する人気の高い高配当ETFの一つです。
VYMは、FTSE High Dividend Yield Indexに連動しております。この指数は高配当株を中心に構成されておる、安定した配当収入を求める投資家に人気となっております。
※出典:Google Finance
VYMの基本情報
- ティッカーシンボル: VYM
- 運用会社: Vanguard(バンガード社、米国)
- 設定日: 2006年11月10日
- 経費率: 0.06%(2024年現在)
- 配当利回り: 約3.0%(年によって変動あり)
- 総資産: 約500億ドル以上(2024年現在)
リーマンショック前から運用を開始しており、直近のコロナショックを含め2回の暴落をしっかり乗り切ってきた実績が強みです。
また、人気の高配当ETFだけあって、総資産規模が5兆円以上と非常に大規模であり、結果として『0.06%』と低い経費率となっているのも魅力的ですね❢
VYMの主な特徴
- 低経費率:経費率は0.06%と非常に低い(100万円投資して約600円/年程度)
- 分散投資:約400銘柄に分散投資しており、セクターや企業リスクを分散させることで、安定したリターンが期待できる
- 高配当利回り:高配当利回りを提供することで、定期的な配当収入を期待できる(年3%程度の分配金【税引前】)
これらの特徴により、投資家はコストを抑えつつ、適切なリターンを得ることができます。また、主要なセクターに「金融」「ヘルスケア」「消費財」等が含まれており、景気敏感なセクターと景気に左右されにくいセクターがバランスよく配分されてます。
これにより、長期投資において安定したキャッシュフローを得ることが期待できます。
主な組入れ銘柄の例
- Johnson & Johnson (JNJ):
ヘルスケアセクターの大手企業であり、安定した配当を提供しています。 - Exxon Mobil Corp (XOM):
エネルギーセクターの大手であり、高配当利回りが魅力です。 - Procter & Gamble Co (PG):
消費財セクターの大手で、堅実な配当を提供しています。 - JPMorgan Chase & Co (JPM):
金融セクターの大手銀行であり、安定した配当を支払っています。
配当とリターン
VYMは、3、6、9、12月と四半期ごとに配当金を分配しており、安定した配当収入を提供してくれます。また、長期的なキャピタルゲインも期待できるため、トータルリターンが魅力的です。
VYM株価チャート(2020~2023年)
※SBI証券データより作成
VYMへの投資における注意点
株価の変動リスク
VYMは株式で構成されているため、株価の変動リスクがあります。市場全体の動向や経済状況によって、VYMの株価も上下します。
配当の変動リスク
VYMは高配当株を中心に構成されていますが、企業の業績や経済状況により、配当が減少するリスクがあります。
高配当株であっても業績悪化や経済の変動により企業が配当を減額したり停止したりすることがあり、その影響を受けた結果、VYMが減配となる可能性があります。
為替変動のリスク
日本からVYMへ投資を行う場合、為替変動によるリスクも考慮する必要があります。
成長性の低さ
VYMは高配当株を中心に構成されているため、成長性の高い企業よりも、成熟している企業が多く含まれています。
これにより、キャピタルゲイン(株価の値上がり益)を狙った投資には向かない可能性があります。
配当への課税
分配金は課税されるため、実際に受け取る配当額は税引き後の金額となります。
特に外国株投資家にとっては、米国の配当課税が適用されるため、税引き後の配当額が減少することがあります。
分散効果の限界
VYMは多様な業種の企業で構成されていますが、それでも市場全体の下落には対応しきれないことがあります。
特定のセクターが大きな影響を受けると、VYM全体のパフォーマンスも低下することがあります。
このように、VYMは高配当株に投資することで安定した配当収入を得ることができる一方で、株価や為替の変動リスク、及び配当の変動リスク、成長性の低さなどのデメリットも存在します。
VYMに関するQ&Aについて
VYMはどれくらいの配当を出しますか?
VYMは長期投資に向いていますか?
※SBI証券データより作成(再掲)
VYMの購入に最低限必要な資金はどれくらいですか?
※出典:SBI証券(よくあるご質問)
まとめ
本記事では、米国高配当ETFの中でも人気の高い『VYM』についてご紹介してまいりました。
- VYMの基本情報について
- VYM投資の注意点について
- VYMに関するよくある質問と回答について
Vanguard High Dividend Yield ETF (VYM)は、低経費率で高配当利回りを提供する優れたETFです。
主なVYMのメリットは下記のとおりとなります。
- 分配金による安定した収入が期待できる
- 約400銘柄に分散投資されている
- 低コストの運用が可能
- インカム・キャピタルゲイン双方に期待でき、長期的な資産形成に適している
一方で主なデメリットは下記のとおりとなります。
- 株価や配当の変動リスクがある
- 為替変動のリスクがある
- 成長性が低い企業が多い
- 配当への課税がある
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この記事が、米国高配当ETFへ投資をスタートするキッカケになりましたら幸いです🙇
では、SeeYou❢