家計管理の重要性とは
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日々の生活において、さまざまな経済活動が私たちの生活を動かしています。日常の買い物から家賃や光熱費などの固定費まで、お金は様々な形で出て行きます。
しかし、これらのお金の動きを適切に管理できないと、思わぬ財政難に陥ってしまうことも…
そこで、この記事では、収入と支出を詳細に把握し、効率的なお金の使い方を実現するための「家計管理」の重要性についてお伝えしてまいります。
家計管理がもたらすメリット
家計管理を行うことで得られるメリットは多岐にわたりますが、実践を通じて私が特に感じているる主なメリット3つについてご紹介します。
メリット①:お金の流れが可視化できる
収入と支出を明確に把握することで、お金の流れが視覚化され、どこにお金が使われているのか一目瞭然となります。
そんなに無駄使いしていない(つもり)なのに何故かお金が足りない…となりがちな方は、自分のお金の使い方を見直すキッカケにもなりますね❢
メリット②:余裕資金が把握できる
余裕資金が明確になることで、無理なく貯金できる金額を把握できます。これにより将来の資産形成に向けて無理なく支出できる金額が明確になります。
上がる税金&社会保険料、社会保険納付対象者の拡大、徐々に広がるインフレ等、今後可処分所得は益々少なくなっていくことは残念ながら(ほぼ)確定事項でしょう。
更に年金の支給額も、少子高齢化が進む日本においては実質的に減っていくことは間違いないでしょう。
そんな我々にとっての強い味方が「長期投資による資産形成」です。日本には、幸いにも「iDeCo」や「NISA」といった資産運用に対して非常に優遇された制度が用意されてます。
更に2024年からはじまる「新NISA」では、投資上限が1,800万円と大幅に引き上げられており、上手に使えば数千万円の老後資金形成も十分に可能です。
新NISA開始に備えて、無理なく資産形成をスタートしていくためにも、今の余裕資金(=投資に回せるお金)をしっかりと把握しておきましょう❢
メリット③:無駄遣いが防止できる
自分の収入、支出を把握し、余裕資金から投資可能な金額が明らかになれば、自ずと無駄使いを防止することにも繋がります。
特に意識しないで「何となく」使っているお金を減らしていくことで、自ずと満足度の高い支出ができるようになっていきます😊
更に「何となく」使っていたお金を貯蓄や投資に回していくことで、着実に資産形成を実現していくことができます♪
家計管理のメリット まとめ
家計管理を継続して行うことで得られるメリットのうち、私が重要だと感じるのは以下のとおりです。
- お金の流れが可視化できる
- 余裕資金が把握できる
- 無駄使いを防止できる
収入と支出を詳細に把握することで、お金の流れを一目で理解することができます。
その結果、自分の出費のどこに無駄があるのか、どの部分を改善すれば効率的な使い方ができるのかを理解することができます。
また、使用可能な余裕資金を明確にすることで、無理のない範囲での貯蓄や投資の計画を立てることができます。
気がついたらお金が足りない…となりがちな方は、原因を認識するためにも、ぜひ家計管理の実践していきましょう❢
家計管理の実践手法
家計管理を行う上で最初に必要なことは、収入と支出の詳細な記録です。
これは手書きの家計簿でも、スマホのアプリでもかまいませんが、大切なのは、全てのお金の動きを見落とさないことです。
次に、支出をカテゴリ別に分け、どこにどのくらいのお金が使われているのかを把握します。この情報より、節約や投資に回せる「余裕資金」を見つけていくことが可能です。
家計管理には様々な方法がありますが、以下にいくつかの代表的な手法を挙げ、そのメリットとデメリットについてお伝えしてまいります。
1. 手書きの家計簿(レシート管理)
手書きの家計簿の主なメリットは以下の通りです。
- 自分で項目を作成できるので、自分のライフスタイルに合わせて細かく管理が可能
- 自分で書き込むため、他の手法よりお金の流れを意識することができる
- 手書きなので家計簿をつけるのに手間がかかる
- 計算ミスをしてしまう可能性がある
細かく管理できるメリットはありますが、実践の手間が大きく、好きな方じゃないと長期的に継続するのは難しいかも…
2. スマホの家計簿アプリ
- 入力するだけで自動的に計算してくれるので計算ミスが少ない
- キャッシュレス決済と紐付けることで、支出を自動的に取り込みが可能
- グラフやチャートで視覚的に見ることができるので、お金の流れを理解しやすい
- アプリによっては広告が多く、また、有料機能があったりする(毎月数百円程度)
- 現金での出費は別途入力が必要
- アプリにデータを預けるセキュリティ上の問題がある(データ管理の方法は明示されていないケースも)
手軽さと管理の容易さから、私はこの方法を利用しております。
3. オンラインバンキングの自動集計機能
- 銀行口座から直接データを取り込むので、記入忘れがない
- 自動でカテゴリ分けや集計をしてくれる
- 一部の出費(現金払いなど)を手動で記録する必要がある
- メインバンク以外の管理が困難
- 利用する銀行によっては、自分で設定できる項目が限られていることも…
オンラインバンキングの機能は、正直、操作性に難ありなものが多く、操作に熟練していない方は家計管理を継続していくにはややハードルが高いように感じます。
4. 専用の会計ソフト
- 詳細な分析や予算設定が可能で、長期的な財政計画も立てやすい
- データのエクスポート・インポートが可能な製品もある
- 操作が複雑で、初心者にはハードルが高い
- 有料のものが多い
個人事業主や企業している方でしたら、何らかの会計ソフトを導入していらっしゃるケースも多いため、付属の管理機能を利用していけば良いと思います。
ただ、一個人がこれから家計管理のために導入するには、費用対効果や使い勝手、日々の手間を考えると個人的にはあまりおすすめはしませんがね…😅
家計管理手法の選び方
色々な手法を紹介してまいりましたが、結局はこれらの中から、自分のライフスタイルやニーズに合った家計管理手法を選ぶことが重要です。
私の経験上、家計管理を継続するにあたっては、手間をかけないで楽しくやることが大切です。途中で挫折してしまわないよう、ご自身が楽しく継続できる手法で家計管理を実践していきましょう。
私は費用対効果を考えて「マネーフォワードMe」&「キャッシュレス決済」で家計管理を実践しております😊
家計管理における注意点
家計管理を行う上で、ありがちな勘違いとして「節約は生活の質を下げる」という思い込みがあります。
しかし、本来、節約は「無駄をできる限りなくして、より質の高い生活を送る」ための重要な手段です。自分にとって大切なもの・ことへの支出割合を増やすことで、同じ支出額であっても満足度の高い生活を送ることが可能です。
また「高額な出費は一度だけのこと」と過小評価するのも危険です。大きな出費は将来の生活にも影響を与えるため、長期的な視野で考えることが必要です。
特にマイホームやマイカーといった出費は、長期間に渡って自分や家族のキャッシュフローに大きく影響します。自分や家族の価値観、希望する暮らし、将来の資産形成に与える影響等をしっかり考えて購入を検討しましょう
まとめ
家計管理は私たちの生活をより良くするための重要なスキルです。
収入と支出を明確にし無駄遣いを防ぐことで、節約や投資資金を捻出でき、将来の資産形成も可能にしてくれます。
一方、先の見えない未来の不安を必要以上に怖れてしまい、今の生活を必要以上に犠牲にしてしまうのもナンセンスです。
- 今だけ良ければよい、と未来を考えない
- 未来を気にするあまり、今の暮らしを必要以上に犠牲にしてしまう
忙しい日々の中で時間を確保するのは難しい方も多いでしょうが、家計簿アプリやキャッシュレス決済など「文明の利器」を活用して、できるだけ手間を掛けずに家計管理をはじめてみてはいかがでしょうか?
では、SeeYou❢
管理人のおすすめ
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