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この記事では、管理人が実際に購入している投資信託とその理由について紹介します。
主に
- 証券口座を開設したものの、どのファンドに投資したらよいか分からない方
- (つみたて)NISAやiDeCoを利用してお得に資産を形成したい方
- 長期的な視点で資産形成を考えている方
といった方に向けた内容になっております。
過去には様々なファンドを購入しておりましたが、色々な失敗を経た経験をもとに、現在、継続購入しているファンドについて紹介して参ります。
長期的な視点で資産を築いていくには「現状での最適解の1つ」と考えておりますので、ぜひご一読していってくださいませ。
管理人の投資スタイルについて
予めお断りしておきますが、管理人は、老後資金について
- 公的年金をベースに
- つみたてNISAとiDeCoで不足分を補う
といった考えで、長期的な運用を想定して積立投資を行っております。
決して、投資で資産を〇〇倍にしてやろう!という考えではございませんのでご了承くださいませ。
管理人が購入しているファンドの紹介
管理人は、米国株価指数へ連動する投資信託を購入しております。
具体的には
というファンドです。
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、米国の大型株で構成するS&P500指数に連動することをめざすインデックスファンドです。
現在は勿論、将来に渡って長期的に経済成長が期待できる米国の主要産業を代表する約500社に投資可能なファンドです。
また、管理人がメインで使っている楽天証券において、2021年10月現在、積立設定件数、買付ランキングともに1位となっている人気ファンドでもあります。
①過去のパフォーマンス差が歴然である
1982年11月から2021年4月間における、日本・米国株式の代表的な株価指数の推移は以下の通りです。
パフォーマンスの推移(1982年11月~2021年4月)
期間:1982年11月~2021年4月(1982年11月末を100として指数化)
S&P500指数は、米国の代表的な株価指数の1つです。市場規模、流動性、業種等を勘案して選ばれたニューヨーク証券取引所等に上場および登録されている企業500銘柄で構成されています。
また、米国株の時価総額のうち約80%を占めており、おおよそ米国市場全体を反映している指数といえます。
②今後も人口増加が見込まれている
米国は、人口増加が見込まれる唯一の先進国であり、今後も引き続き経済成長が期待できる状況下にあります。
※データ出典:United Nations Population Division (国連人口統計)の中位予測
人口増加が必ずしも経済発展(≒株価上昇)と結びつくとは言えませんが、管理人は、他の先進国と比べた場合にその余地は大きいと考えております。
③長期投資では(ほぼ)100%収益がプラスとなっている
また、S&P500指数は、過去の実績において15年以上保有していれば100%収益がプラスになっています。
先のデータにもありますが、この間には2000年代初頭のITバブル崩壊、2008年のリーマンショックといった世界経済に大打撃を与えた出来事がありました。
しかしながら、これらの危機を乗り越え、2021年現在においても、米国は着実に経済成長を持続しております。
勿論、短期的にはマイナスとなることもありますが、管理人が想定している長期的な資産形成においては非常に心強いデータとなっております。
以上より、管理人は長期的な資産形成においては「米国株」への投資が(現時点での)最適解であると考えております。
「eMAXIS Slim」シリーズを購入している理由
管理人が”「eMAXIS Slim」推し”であるのは、シリーズのコンセプトとして、
- 業界最低水準のコストを将来に渡って目指し続けていく
という考えに基づいている事が大きいです。
仮に他のファンドのコストが下がった場合でも、いずれは同等程度に下がることが期待できます。
実際に、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)において、直近では2019年10月に手数料(信託報酬)の引き下げが実施されています。
もし運用利回りが同じファンドに投資した場合は、運用コストが低いファンドのほうが、パフォーマンスは優位になります。
特に長期的な資産運用においては、その影響がより顕著になってきます。
出典:アセットマネジメントOne 信託報酬とは?高いとダメなの?正しく知って賢く資産形成を
また、投資ブロガーや個人投資家が選ぶ「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」においても、上位10位以内に5本のファンドが選ばれる人気のシリーズとなっております。
これらの理由より、管理人は「投資初心者」が「長期的な資産形成」を目的として投資をはじめる際には「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」をおすすめしております。
自らの「老後資金のメインファンド」として継続購入しているファンドでもありますしね~😁
多くのファンドを購入→売却を繰り返して、資産を目減りさせ続けた管理人が行き着いたファンドであり、多くの投資初心者にとって、使い勝手の良いファンドであると思います♪
ま と め
この記事では、管理人が実際に購入している投資信託について、
- 証券口座を開設したものの、どのファンドに投資したらよいか分からない
- (つみたて)NISAやiDeCoを利用してお得に資産を形成したい
- 長期的な視点で資産形成を考えている
といった目的で投資を始めようとする方におすすめな理由についてお話してきました。
まず、米国株に投資している理由は、
- 日本株と比べて過去のパフォーマンス差が歴然である
- 今後も人口増加が見込まれている
- 長期投資では(ほぼ)100%収益がプラスとなっている
といった点を魅力的に感じているため、です。
また、「eMAXIS Slimシリーズ」を購入している理由は、
- 業界最低水準のコストを将来に渡って目指し続けていく
といった点が、長期的な資産形成にとって重要な要素であると考えているため、です。
なお、2021年10月時点において「S&P500」に連動する投資信託のコスト最安ファンドは
であると思われます。
投資信託を保有している間に発生する「信託報酬」が「0.0938%程度」と、eMAXIS Slimの「0.0968%程度」より僅かに下回っている為です。
しかしながら
- 0.003%と非常に僅かな差であり、長期的に考えても誤差の範囲といえる
- eMAXIS Slimのコンセプトより、いずれは同等程度には下がることが期待できる
といった点から、管理人は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が、長期的な資産形成における最適解の1つであると考え、同ファンドへの投資を継続しております。
今後、投資環境の変化や新たな優良ファンドが出てきた際には、投資配分の見直しを含め、本ブログにて紹介して参ります。
お わ り に
繰り返しになりますが、管理人が想定しているインデックス投資は、基本的に長期投資を前提としています。
そのため、暴落が起きても自分が投資しているファンドを信じ、投資を続けること(継続)が大切です。
また同時に、定期的なリバランスも重要です。
リバランスは、相場変動によって変化した投資比率を見直して、投資している資産をメンテナンスすることです。
リバランスをしないということは、目的地に向かって正しく進めているかを確認しないことと同義です。
山に向かって出発したはずなのに、ナビが壊れており気が付くと海へ着いていた・・・😲なんて結果を招くようなことは避けなければなりません。
基本的には「積み立てを継続する」だけのインデックス投資ですが、年に1〜2回程度は「現在の位置と進んでいる方向」の確認は怠らないようにしましょう。
管理人も「完全にほったらかし」にしていたが故に、特別分配金で資産価額が目減りしているのに全く気が付かず、投資目的と真逆に進んでましたからねぇ・・・😅
これから投資を始める皆様には、ぜひ、管理人の失敗を糧として、不要な失敗をすることなく資産形成をはじめていただければ幸いです。
今後も、投資を資産形成の良きパートナーとできる人が少しでも増えるように情報発信を行っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
では、See You!!