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この記事では、ネット証券最大手である、SBI証券における「米国株・米国ETF2021年年間定期買付ランキング」の紹介を通じて、
- 2021年米国株・ETFが好調だった理由
- 日本で米国株投資が人気になっている理由
- 2022年に予想される、米国株・ETFの投資環境
について(私なりに)思うところを綴って参ります。
主に、
- ✅これから米国株投資をはじめようと考えている方
- ✅人気の米国株・ETFを知りたい方
- ✅どの銘柄を購入したらよいかお悩みの方
に向けての内容となっております。
この記事をご覧になっていただくことで
- 米国株・ETFへの投資のメリット・デメリットとは?
- これから米国株デビューするにあたっての注意点とは?
といった点について、理解を深めて頂けると思います。
米国株式市場の推移について
2021年の米国株は、主要指数が軒並み最高値を更新しておりました。
主な要因は
- コロナショックからの経済回復基調が顕著であった
- 企業業績も堅調に推移→過去最高益となった会社も多かった
ために、米国株式市場(取引)が好調だった点が挙げられます。
巨額の資金を市場に供給しつづけることで、各国政府が市場環境を下支えしてきた結果が、如実に現れた1年であったと言えるでしょう。
しかしながら、2022年年初から様相が変わってきております。
- FRBの金融政策決定会合において、テーパリング開始&規模が予想を上回る見込み
- オミクロン株の爆発的な感染拡大による景気への影響が未知数
- ウクライナ情勢をめぐる国際関係の悪化
といった、米国(というより世界的に)市場に悪影響を及ぼすであろう要素が次々と発生しております。
しかしながら、長期的な視点で考えますと、まだまだ米国が世界経済の中心である可能性は極めて高く、今から米国株投資を始めるのは決して「筋悪」ではないと考えます。
なお、短期の株式取引(トレード)で資産を形成するのは、今から米国株デビューを考えている方にとっては、あまりにハードルが高い手法です😱
例えるなら、素人がプロ野球投手のボールをヒットにする・・・そんなレベル感のお話と大差ない状況と思っていただければ、いかに「ムリゲー」かがご理解いただけると思います。
あまりに手軽に投資を始めることができる故に、つい自分のリスク許容度を見誤ってしまいがちですが、スポーツも仕事も投資も、まずは「基本が大事」なことには変わりありません!
日本における米国株への投資環境について
日本における米国株を取り巻く環境は、ここ数年の間に確実に変わってきております。
特に、若い世代の米国株投資が急速な広がりを見せており、世代ならではの「合理的な判断」に基づく投資であるように思います。
過去の歴史を振り返っても、米国株・ETFは、経済的自立(FIRE)を目指す方にも、老後の資産形成を考える方にも、非常に有力な投資先であるといえます。
投資に絶対はありませんが、正しく学び、行動すれば、致命傷をさけつつ、資産形成を行っていくことは十分に可能であると考えます。
この記事を通じて、皆様が、魅力的な「米国株」への投資をはじめるキッカケにしていただければ嬉しいです😁
2021年分 SBI証券定期買付ランキングより分かることとは?
これより、米国株の現状について、定期買付の多い銘柄をランキング形式にてお伝えします。
米国個別株 | 米国ETF |
コカ-コーラ(KO) | SPDRポートフォリオ S&P 500高配当株式ETF(SPYD) |
AT&T(T) | バンガード 米国高配当株式ETF(VYM) |
アップル(AAPL) | バンガード トータルストックマーケットETF(VTI) |
ジョンソン & ジョンソン(JNJ) | バンガード S&P 500 ETF(VOO) |
マイクロソフト(MSFT) | iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF(HDV) |
※2021年に米国株式・ETF定期買付サービスでの買付口座数が多かった銘柄順。
出典:SBI証券 米国株式・米国ETF 2021年年間ランキング
定期買い付けトップとなったのは、個別株:コカ・コーラ、ETF:SPYDと、ともに「配当金」を得たい方にとって魅力的な銘柄となっております。
個別株トップのコカ・コーラ(KO)の主な配当情報は以下の通りです。
項 目 | 実 績 |
---|---|
平均配当金額 | 年間1.536ドル |
平均配当利回り | 3.29% |
配当月 | 3・6・9・12月 |
連続増配年数 | 58年 |
連続増配58年!これだけでも「永久保有」の価値があると思わせてくれます!
あの、世界最高の投資家ウォーレン・バフェット氏をして「永久保有銘柄」と称されるだけのことはありますね。
コカ・コーラの最大の強みは、景気を問わず「コカ・コーラを飲みたい」という消費者は全世界で存在し続けるであろうことです。
世界中で確固たる「ブランドイメージ」を構築できており、引き続き安定した企業業績を上げ続ける、つまり「配当金を出し続ける可能性が高い」企業であると言えるでしょう。
また、ETFトップのSPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)の2021年における配当情報は以下の通りです。
項 目 | 実 績 |
---|---|
配当金額 | 年間1.536ドル |
配当利回り | 4.76% |
配当月 | 3・6・9・12月 |
出典:高配当ETF(VYM,HDV,SPYD)の利回りの推移 (haitoukabu.com)
投資系YouTube動画やブログ等で(良くも悪くも😅)よく取り扱われているファンドでもあり、その注目度に相応しい(?)順位となっております。
なお、SPYDは「米国優良企業で構成される」S&P500指数のうち配当利回りが高い80社のパフォーマンスを計測する指数に連動する成果を目指した銘柄となります。
ぞの他のランキング銘柄を見ても「配当金」を得ることが、米国株投資(特に個別株)の主な目的となっているように見受けられます。
特に米国株では、その傾向が顕著であり、2021年に大きく株価を伸ばした「アルファベット(Google)」や「テスラ」といった個別株はランク圏外となっております。
この背景には、最近日本でも話題となっている「FIRE」に関する書籍や、FIRE達成者による情報発信の中で(株式配当を中心とした)不労所得を得ることの重要性が語られている影響が大きいのではないかと(個人的には)考えております。
また、各証券会社(特にネット証券)においても「投資」の必要性、特に「米国株」の強さを発信していることもあって、必要以上の浪費・消費を好まない「若い世代」を中心に、将来を見据えての米国株への投資が活発になっているように感じております🧐
一方で、ETFにおいては、所謂「インデックスファンド」である 「VTI」や「VOO」もランクインしており、長期的な視点で資産を増やしていきたい方も米国株投資を選ぶようになっている傾向が伺えます。
こういったインデックスファンドについては、つみたてNISAやiDeCoの枠を超えて投資を行う際に、有力な選択肢の1つとして米国ETFを選ばれているように感じます。
ひと昔前とは異なり、今は、優良な投資情報が無料で入手できる時代です。また、優良な投資先に必要以上のコストを支払うことなく投資ができる環境(ネット証券など)も整っております。
投資先の安定性・成長性を見極めた上で、コストを最低限に抑えて投資ができる環境下においては、今後も経済成長が見込まれる米国株への投資が加速していくのは、ある意味必然であると言えるでしょう。
米国株・ETFへの投資のデメリットとは?
投資は適正なリスクを取って資産拡大を目指す行為です。その性質上、必ずデメリットは存在します。
米国株投資における主なデメリットは
- 為替変動リスク(円高・円安による相場変動)
- 税金リスク(米国と日本でそれぞれ課税される)
- 市場リスク(経済・政治・社会情勢の変動や自然災害の発生等)
となります。
このうち、市場リスクについては、どの国であっても必ず存在するリスクである為、米国株特有のものではありません。
一方で「為替変動リスク」及び「税金リスク」は、日本国外へ投資をする際、避けては通れないリスクとなります。
為替変動リスクと対応策について
米国株を購入・売却するときは、仮に円貨決済を選んだとしても、最終的には米ドルで買うことになるため、為替の値動き(いわゆる円高・円安)によって投資額が変動する「為替リスク」が存在します。
そのため、購入時より株価が値上がりした為、保有している米国株を売却しようとする際は、為替変動を意識しないと、利益どころか損失を生じる可能性もあります。
例えば、為替レートが1ドル=100円のときに買った米国株を、1ドル=80円の円高になったときに円貨決済で売却してしまうと、為替差損が20%となる為、それ以上の値上がり益を生じていなければ実質は損失を生じてしまいます。
この場合は外貨決済で売却し、一旦ドルで売却金を所有しておき、円安になった局面で円に換えることで、為替変動によるリスクに対応することができます。
税金リスクと対応策について
米国株投資の税金に関しては「日米租税条約」に基づいて、株の売買による利益(譲渡益)は原則として米国では課税されず、国内だけで課税されます。
しかし、配当金については注意が必要です。
日本株の配当金には「20.315%」(所得税:15%、住民税:5%、復興特別所得税:0.0315%)が課税されます。
一方、米国株の配当金には、まず米国内の税率10%で源泉徴収されてしまいます。更に差し引かれた金額に対して日本国内の「20.315%」で課税される仕組みです。
この対応策としては「確定申告」にて「外国税額控除」を適用する必要があります。これによって、米国で課税された10%分が還付されます。
今は、必要な書類さえ手元に用意すれば、ホームページ上で簡単に確定申告の書類作成が可能となっております。ぜひ、臆することなく「国民の権利」を行使して、必要以上に支払った税金を手元に取り返しましょう!
米国株・ETFデビューにおすすめな銘柄とは?
米国株デビューはETFからはじめましょう!
投資をされる方の目的によって、例えば
- 日々の満足度向上に重きを置くならば、VYMを厚めに購入する
- 将来の資産形成に重きを置くならば、VTIを多めに定期買付する
といったカスタマイズは必要ですが、まずは上記2つのETFを抑えておけば「致命傷」を負う可能性を極めて小さくして米国株デビューを果たせると思います。
ETFをおすすめする理由とは?
個別株は、ある1社に対し、その会社のオーナーとなる権利を有することを表します。したがって、1社の経営状況によって資産・配当が増減することとなります。
極端に言えば、投資先の会社が倒産してしまえば、投資した株式は無価値(0円)となってしまいます。
一方で、ETFは(ファンドにもよりますが)複数の会社で構成されるため、仮に1社が倒産してもトータルの影響は限定的であることが多いため、米国デビューにあたっておすすめであると考えます。
また、個別銘柄では、自身で決算状況や配当性向を分析し「売買」を判断する必要がありますが、ETFでは定期的に構成銘柄の入替が行われるため、その必要がありません。
このような点から、これから米国株デビューする方にとっては、ご自身の目的に則したETFの購入をおすすめいたします。
補足ですが。VTIにも四半期配当はありますので、投資額が大きければそれなりの「配当金」を得ることは可能です(2%弱ではありますが・・・😅)
まとめ
この記事では、ネット証券最大手のSBI証券における「米国株・米国ETF2021年年間定期買付ランキング」の紹介を通じて、
- 2021年米国株・ETFが好調だった理由
- 日本で米国株投資が人気になっている理由
- 2022年に予想される、米国株・ETFの投資環境
について、私なりの見解を述べつつ、これから米国株デビューを考えておられる方に向けて、最低限必要な考え方とおすすめのファンドについて紹介して参りました。
- 2022年は昨年ほど良好な市場とはならない可能性が高いものの、中長期的な視点から米国株への投資は引き続き筋の良い投資といえる。
- 日本でも、米国株への投資環境が整ってきており、特に若い世代を中心に米国株投資をはじめる方が増えている
- 米国個別株への主な投資目的は「配当金」を得ることであり、投資系ユーチューバーやブロガーによる影響が大きいと考えられる。
- 米国株デビューは、手間暇のかかる個別株ではなく、VYM・VTIのような優良ETFから購入するのがGOOD!
本文中でも述べましたが、投資は最終的には自己責任で行うものです。
未来は予測不能であることを前提に、まずはご自分の「適正なリスク」を知るために「少額から」の投資を心がけてください。
この「適正なリスク」のお話でいうと、直近ではSPYDが「コロナショック(2020年3月前後)」時に約40%下落した際に、
- SPYD(米国高配当ETF)持ってるやつなんて情弱
- SPYDまだ売却してないの?オワコンなのに~
- 米国オワタ~、これからは中国株の時代だね~
といった書き込みがネット上の至るところで散見されました・・・😓
この事象が、端的に「投資を自己責任で行っていない」人が相当数存在することを物語っているのではないかと思います。
改めて自分のリスク許容度を見定めつつ、一歩ずつ着実に、自分にとって心地よい「投資との距離感」を掴んでいってくださいね♪
因みに、その頃の私は、ネット上の罵詈雑言には耳を貸さず、ひっそりと米国高配当ETFを仕込んでおりました♪
これも、リベ大で学んでいたことが大きく寄与してくれたと自負しております。
なお、本記事でおすすめした銘柄は、ネット証券から簡単に購入できます!
まだ、口座開設をされていない方は、おすすめの証券会社のリンクを貼っておきますので、興味のある方はぜひ覗いてみて下さい♪
この記事をご覧になってくれた誰かが「昨日よりも、少しだけ自分の望む生活に近づける」きっかけになれれば嬉しいです♪
これからも、引き続き、自らの学びや行動を通じて得られた経験を発信して参りますので、どうぞ宜しくお願いいたします♪
では、See You!!
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固定費削減についても、リベ大動画より学び、実践したことが非常に大きかったです。
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