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自民党の新総裁に高市早苗氏が選出されました。
女性初の自民党総裁というニュースが注目を集める一方で、市場では「次の日本経済をどう動かすのか?」という視点から早くも反応が出始めています。
特に、財政政策・防衛力強化・半導体支援といったキーワードが並ぶ高市氏の政策方針は、
株式市場や為替にとって大きなテーマになりそうです。
この記事では、相場の初期反応と政策スタンスを整理しながら、
今後の注目ポイントを投資家目線で読み解いていきます。
高市新総裁の政策スタンスと市場の見方
高市氏は以前から「積極財政派」として知られています。
景気を下支えするために、減税や公共投資を大胆に活用するスタンスを取っており、いわば“財政で景気を引っ張る”タイプのリーダーです。
特に注目したいのは、「経済安全保障」や「技術自立」を軸にした産業支援策です。
防衛力強化や半導体・通信インフラへの投資拡大を掲げており、市場では早くも防衛関連株や半導体製造装置関連への資金流入を予想する声が聞かれます。
一方で、財政拡大は国債発行の増加にもつながるため、長期金利や円相場への影響をどうコントロールするかが大きな課題になりそうです。
個人的には、短期的には政策期待が先行して内需やテーマ株が買われやすい展開になると見ていますが、中長期的に見れば「政策をどこまで実行できるか」が真価を分けるポイントとなると考えます☝️
市場の反応と注目セクター
高市新総裁の誕生を受けて、市場はまず“安心感”を示す形でスタートしました。
政権交代による混乱が避けられたことや、経済政策への期待感が背景にあります。
一方で、すでに多くの投資家が「政策期待」をある程度織り込みつつある点には注意が必要です。
株式市場の初期反応
日経平均株価は、総裁選の結果を受けて上昇基調を強めました。
外国人投資家の買い戻しに加え、内需株を中心に個人投資家の買いも活発化しています。
注目されるセクターとテーマ
現時点で特に注目度が高いのは、以下の3つの分野です。
① 防衛関連株
高市氏が強調する「防衛力の抜本的強化」は、装備品メーカーや防衛技術を支える企業への追い風になると期待されます。
② 半導体・技術自立関連
台湾有事や供給網リスクを背景に、国内半導体産業の再強化を訴えてきた高市氏。
製造装置、素材、AI関連など広範な業種に波及効果が期待されます。
③ エネルギー・インフラ関連
原発再稼働やエネルギー安定供給にも理解を示しており、再エネ・原子力・送配電など“エネルギー安全保障”の視点で物色が進む可能性があります。
また、地方経済振興を掲げている点から、地方インフラ株にも目を向ける動きが出るかもしれません。
為替・金利動向への影響
高市新総裁の誕生を受け、為替市場でも一時的に円相場が動意づく展開となりました。
政治的な不確実性が後退したことで、円買いの動きが入る一方、積極財政を志向する姿勢が「円安材料」として意識される場面も見られます。
為替市場の反応と見通し
高市氏は財政出動を通じた景気刺激を重視しており、市場では「金利上昇→円高」と「国債増発→円安」の両シナリオが意識されています。
短期的には、財政拡大への期待が先行し、やや円安方向に振れやすい地合いと見られます。
一方で、日銀との関係性にも注目が集まります。仮に新政権が金融緩和の長期化に一定の理解を示す場合「緩和維持 → 円安継続」の流れが続く可能性もあります。
逆に、物価上昇を抑えるために引き締め姿勢を強めるような方向に傾けば、一時的に円高方向への反発も想定されます。
金利動向と債券市場への影響
財政拡大路線が進めば、国債発行の増加を通じて長期金利に上昇圧力がかかる可能性があります。特に、国債市場では海外投資家の動向が重要なカギを握ります。
金利上昇が進めば円資産の魅力は高まるものの、一方で財政への信認が揺らげば、長期金利が一時的に急変動するリスクもあります。
今後の焦点と個人的な見解
高市新総裁のもとで、政権の最初の焦点となるのは「経済チームの人選」と「予算編成方針」です。
また、衆院解散や来年度予算案といった政治イベントが相場に影響する可能性もあります。
特に、減税や公共投資など“景気刺激色の強い施策”が前面に出れば、一時的に日本株全体の買い材料となる展開も想定されます。
逆に、財政規律やインフレ懸念が強まる局面では、為替や金利のボラティリティが高まりやすく、投資家心理を冷やす場面も出てくるでしょう。
政治が変わる局面では、一時的な思惑相場が生まれやすいですが、本当に利益を伸ばすのは“継続的な政策の成果”を見極めた投資です。
足元では、株式・為替ともに方向感を探る展開が続いています。
今後は、高市政権が掲げる「経済安全保障」「技術自立」「地方再生」といったテーマを、
「どのように具体化していくか」が注目ポイントです🧐
補足情報
本記事を作成中の2025年10月10日(金)に自公連立政権が解消となることが決定的となり、臨時国会での首相指名選挙を巡って、政局が更に混迷を来す状況となっております。
また、中国がレアアース関連の生産要素に輸出規制を計画していることへの対抗措置として、トランプ米大統領が中国からの輸入品にかける関税を11月1日から100%上乗せすると表明し、米中対立の悪化への懸念から米国相場は大幅に下落しております📉
国内外の情勢を受けて、暫くは相場も不安定な動きになると想定されますが、こんな時こそ、自分の投資目的・投資方針に立ち返って、外部環境に惑わされることなく、コツコツ投資を継続していくことが大切ですね❢🌱
では、SeeYou❢
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