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米国高配当ETFに興味がある方々にとって『VYM』という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか?
この記事では、VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)について、投資初心者に向けて分かりやすく解説していきます。
 
本記事を読んで分かること
- VYMの基本情報について
- VYM投資の注意点について
- VYMに関するよくある質問と回答について
 
 
にゃんまる
既に米国高配当投資を実践している方にとっても、改めて学び直す機会にしていただけると嬉しいニャ❢
  
 
管理人
米国株投資についてはこちらの記事でご紹介しております🤞
  
 
「米国株」って何がすごいの?米国株投資のメリット・デメリットとは?この記事では、これから米国株投資をはじめようと考えている方に向けて、米国株投資の特徴やメリット・デメリットについてお伝えします。また、おすすめのファンドもについてもご紹介して参ります。
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VYMとは?
 
 
管理人
では、VYMについて簡単にご紹介してまいります✨️
  
 
Vanguard High Dividend Yield ETF (VYM)は、米国大手投資会社のVanguard(バンガード社)が提供する人気の高い高配当ETFの一つです。
VYMは、FTSE High Dividend Yield Indexに連動しております。この指数は高配当株を中心に構成されておる、安定した配当収入を求める投資家に人気となっております。
 
管理人
直近5年間における『FTSE High Dividend Yield Index指数』の推移は以下のとおりです📈
  
 
 
※出典:Google Finance
 
にゃんまる
コロナショックで一時的に大きく沈んだものの、以降は安定して右肩上がりに成長していることが分かるにゃ❢
  
 
管理人
長期的に安定した価格推移&高配当を継続できているのが、投資家に人気たる所以ですね❢
  
 
VYMの基本情報
 
 
VYMの基本情報
- ティッカーシンボル: VYM
- 運用会社: Vanguard(バンガード社、米国)
- 設定日: 2006年11月10日
- 経費率: 0.06%(2024年現在)
- 配当利回り: 約3.0%(年によって変動あり)
- 総資産: 約500億ドル以上(2024年現在)
 
リーマンショック前から運用を開始しており、直近のコロナショックを含め2回の暴落をしっかり乗り切ってきた実績が強みです。
また、人気の高配当ETFだけあって、総資産規模が5兆円以上と非常に大規模であり、結果として『0.06%』と低い経費率となっているのも魅力的ですね❢
 
にゃんまる
因みに、日本の高配当株ETFで人気の「NF日経高配当50(1489)」は信託報酬率『0.308%』とVYMの5倍以上だニャ❢
  
 
管理人
投資先を選定する際は『投資先ファンドの規模』も重要な要素の1つであることが分かりますね🤞
  
 
VYMの主な特徴
 
 
VYMの主な特徴
- 低経費率:経費率は0.06%と非常に低い(100万円投資して約600円/年程度)
- 分散投資:約400銘柄に分散投資しており、セクターや企業リスクを分散させることで、安定したリターンが期待できる
- 高配当利回り:高配当利回りを提供することで、定期的な配当収入を期待できる(年3%程度の分配金【税引前】)
 
 
これらの特徴により、投資家はコストを抑えつつ、適切なリターンを得ることができます。また、主要なセクターに「金融」「ヘルスケア」「消費財」等が含まれており、景気敏感なセクターと景気に左右されにくいセクターがバランスよく配分されてます。
これにより、長期投資において安定したキャッシュフローを得ることが期待できます。
 
にゃんまる
VYMを1つ保有することで広く分散投資が可能なので、個人でPF管理する必要なく安定した分配金が期待できるニャ❢
  
 
管理人
そんな魅力的なVYMの中身について、もう少し掘り下げてご説明しますね🧐
  
 
主な組入れ銘柄の例
 
管理人
VYMに含まれる主要な銘柄の一部を以下に示します(2024年6月現在の情報です)
  
 
VYMに含まれる主な銘柄について
- Johnson & Johnson (JNJ):
 ヘルスケアセクターの大手企業であり、安定した配当を提供しています。
- Exxon Mobil Corp (XOM):
 エネルギーセクターの大手であり、高配当利回りが魅力です。
- Procter & Gamble Co (PG):
 消費財セクターの大手で、堅実な配当を提供しています。
- JPMorgan Chase & Co (JPM):
 金融セクターの大手銀行であり、安定した配当を支払っています。
 
 
にゃんまる
「P&G」や「JPモルガン」等、日本でもお馴染みの大企業が含まれているニャ❢
  
 
管理人
ETFに組み込まれる企業は自動で定期的にリバランスされているため、株主は「保有し続けるだけでOK」なのが強みですね💪
  
 
配当とリターン
VYMは、3、6、9、12月と四半期ごとに配当金を分配しており、安定した配当収入を提供してくれます。また、長期的なキャピタルゲインも期待できるため、トータルリターンが魅力的です。
 
管理人
2020年~2023年のVYM分配金と株価推移は下図のとおりです(米ドルベース)
  
 
 
 
VYM株価チャート(2020~2023年)
 
※SBI証券データより作成
 
にゃんまる
コロナショックの中でも、年間配当が増加しているのが凄いニャ❢
  
 
管理人
2020年3月の「コロナショック」直後こそ株価が下がったものの、以降は順調に推移しており「キャピタルゲイン」と「配当収入」の両方を期待できることが分かりますね😊
  
 
VYMへの投資における注意点
 
管理人
この章ではVYMへの投資における注意点についてお伝えします。
  
 
株価の変動リスク
VYMは株式で構成されているため、株価の変動リスクがあります。市場全体の動向や経済状況によって、VYMの株価も上下します。
 
管理人
「リーマンショック」や「COVID-19パンデミック」のような経済危機が発生すると、VYMに限らず株式市場全体が下落傾向となりますね📉
  
 
にゃんまる
VYMもこれらの影響を受けて株価が大幅に下落する可能性もあることは頭の片隅に意識しておく必要があるニャ…
  
 
配当の変動リスク
VYMは高配当株を中心に構成されていますが、企業の業績や経済状況により、配当が減少するリスクがあります。
高配当株であっても業績悪化や経済の変動により企業が配当を減額したり停止したりすることがあり、その影響を受けた結果、VYMが減配となる可能性があります。
 
管理人
例えば異なるセクターの企業同士であっても、相互に関連性が高い場合、双方の株価が下落・減配⇒VYMへの悪影響となることが考えられますね…🤔
  
 
為替変動のリスク
日本からVYMへ投資を行う場合、為替変動によるリスクも考慮する必要があります。
 
にゃんまる
VYMの価値が変わらなくても、円高になると米ドル建ての投資価値が円で見たときに減少し、逆に円安になると米ドル建ての投資価値が円で見たときに増加するニャ❢
  
 
管理人
為替レートの変動によって投資価値が影響を受けるため、長期的な視点での投資が推奨されますね🤞
  
 
成長性の低さ
VYMは高配当株を中心に構成されているため、成長性の高い企業よりも、成熟している企業が多く含まれています。
これにより、キャピタルゲイン(株価の値上がり益)を狙った投資には向かない可能性があります。
 
管理人
ハイテク企業や新興企業のように急成長する企業は、通常、配当よりも再投資を優先するため、VYMの構成銘柄には含まれにくい傾向にありますね🤞
  
 
にゃんまる
安定した分配金よりも株価の成長を期待する投資家にとっては、VYMはあまり魅力的には感じられないないかもしれないニャ❢
  
 
配当への課税
分配金は課税されるため、実際に受け取る配当額は税引き後の金額となります。
特に外国株投資家にとっては、米国の配当課税が適用されるため、税引き後の配当額が減少することがあります。
 
にゃんまる
例えば、日本の投資家がVYMを保有している場合、米国での源泉徴収税(10%)が課され、その後、日本でも配当に対して課税されてしまうニャ…(特定口座の場合は20.315%)
  
 
管理人
外国税額控除を利用することで、米国課税分の一部が控除される可能性がありますので、米国株への投資を行う際は、併せて確定申告の利用を検討する必要がありますね🤞
  
 
分散効果の限界
VYMは多様な業種の企業で構成されていますが、それでも市場全体の下落には対応しきれないことがあります。
特定のセクターが大きな影響を受けると、VYM全体のパフォーマンスも低下することがあります。
 
にゃんまる
例えば「金融セクター」が大きな問題に直面した場合、金融株割合が高いVYMはその影響を受けやすくなり、VYMの全体的なリターンが低下する可能性があるニャ…
  
 
管理人
高度にネットワークが発達した現代では「大規模なネットワーク障害」による影響等、過去には見られなかったリスクについても慎重に検討する必要があるかもしれませんね…🤔
  
 
このように、VYMは高配当株に投資することで安定した配当収入を得ることができる一方で、株価や為替の変動リスク、及び配当の変動リスク、成長性の低さなどのデメリットも存在します。
 
管理人
これらのリスクを理解して、自分の投資目的やリスク許容度に合わせた投資判断を行うことが重要ですね❢
  
 
にゃんまる
高配当株のメリット・デメリットや高配当株投資とインデックス投資の比較については過去の記事でご紹介してるので参考にして欲しいニャ❢
  
 
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VYMに関するQ&Aについて
 
管理人
ここでは、VYMに関する「よくある質問」について、私の経験を踏まえつつご回答してまいります😊
  
 
VYMはどれくらいの配当を出しますか?
 
管理人
VYMの配当利回りは市場の状況により変動しますが、過去の実績では年間で「3-4%程度」の配当利回りとなってます。
  
 
 
出典:Seeking Alpha
 
にゃんまる
株価は100米ドル~110米ドル前後で推移しているので、1株あたり年間で3~4米ドル程度の分配金が期待できるニャ❢
  
 
VYMは長期投資に向いていますか?
 
管理人
VYMは長期的に「安定した配当収入」と「右肩上がりの株価」を実現している点や、低い経費率である点を勘案し、長期投資において優れた投資先の1つであると考えてよいかと思います🤞
  
 
 
 
 
※SBI証券データより作成(再掲)
 
にゃんまる
コロナショックを経て、しっかりインカム・キャピタルゲインともに回復しているのが凄いニャ❢
  
 
VYMの購入に最低限必要な資金はどれくらいですか?
 
管理人
VYMの購入にあたっては、1株あたりの価格に加え、証券会社の手数料を考慮する必要があります🤞
  
 
にゃんまる
2024年7月時点では『120ドル』前後で推移しているので、1ドル155円とすると『約2万円』で購入可能だニャ❢
  
 
管理人
なお、SBI証券における米国株式の買付手数料は以下の通りとなっておりますのでご参考まで…
  
 
 
※出典:SBI証券(よくあるご質問)
まとめ
本記事では、米国高配当ETFの中でも人気の高い『VYM』についてご紹介してまいりました。
本記事でお伝えしたこと
- VYMの基本情報について
- VYM投資の注意点について
- VYMに関するよくある質問と回答について
 
 
Vanguard High Dividend Yield ETF (VYM)は、低経費率で高配当利回りを提供する優れたETFです。
 
管理人
改めてVYMのメリット・デメリットをおさらいしていきましょう🤞
  
 
主なVYMのメリットは下記のとおりとなります。
主なVYMのメリット
- 分配金による安定した収入が期待できる
- 約400銘柄に分散投資されている
- 低コストの運用が可能
- インカム・キャピタルゲイン双方に期待でき、長期的な資産形成に適している
 
 
管理人
安定した収入源を求める投資家にとって『多様なポートフォリオ』且つ『低コストの運用』が可能であり、長期的な資産形成に適した投資商品であるといえると考えます😊
  
 
一方で主なデメリットは下記のとおりとなります。
主なVYMのデメリット
- 株価や配当の変動リスクがある
- 為替変動のリスクがある
- 成長性が低い企業が多い
- 配当への課税がある
 
 
にゃんまる
メリットとデメリットを知って、投資可否の判断にご活用いただけますと嬉しいニャ❢
  
 
VYMをの購入を通じて、あなたも米国高配当ETFのメリットを享受してみませんか?
興味を持たれた方は、ぜひVYMの購入をご検討してください。円建て以外の安定した配当収入を通じて、将来の資産形成&配当収入への第一歩を踏み出しましょう👞
この記事が、米国高配当ETFへ投資をスタートするキッカケになりましたら幸いです🙇
では、SeeYou❢
 
管理人
なお、投資はあくまで自己責任です。ご自身の投資目的やリスク許容度を十分に考慮した上で、ご判断いただくようお願いいたします🙇[
  
 
 
にゃんまる
米国株投資なら、ネット証券最大手のSBI証券がオススメだニャ❢
  
 

 
管理人
取引手数料も業界最低クラス&取り扱い銘柄も多く、投資初心者から手練れの方に向けてもオススメです❢
  
 
